初めて買ったPet SoundsのCDがMono版、多分中学生の頃。その次が高校生でMono & Stereo版。Stereo音源を聞いて、アレンジとコーラスの複雑さに驚愕しました。次は、Pet SoundsのMono、 Stereoに加えて、バッキングトラックのセッションハイライト、バッキングトラックのみ、ボーカルトラックのみが聞ける感涙のボックスセットを買いました。この時点ですでに三種類! 同じアルバムにどれだけ金をかけるのか。そして50周年の今年、また出ましたよ……。今回はボックスセットの音源に加え、Pet Soundsの曲をライブで演奏した音源が追加。しかし、これは正直あんまり惹かれまんでした。どうせライブであの音は出せない…。オーケストラでも呼ばないと。50周年板は見送りかなぁと思っていましたが、いろいろレビュー等を読んでみると、今までのMonoの高音質な音源が発見されて、それが収録されたと…。こういうこと言われるとね、マニアは買っちゃうんですよ。まったく同じ曲が入っているアルバムを何枚も持っているなんて、AKBヲタのこととやかく言えませんなw
輸入版で、7500円ほど@amazon。CD4枚 プラスBlu-rayオーディオ1枚!
もう安いんだか、高いんだか分かりません。とにかく気になって買わずにはいられません。
Pet Soundsがどのようなアルバムなのか、60年代の音楽シーンでどういった位置付けなのか、そういったことはちょっと検索すれば腐るほど出てくるので詳しく書くつもりはありませんが、要はThe Beatlesの『Rubber Soul』を聞いたThe Beach Boysの頭脳、Brian Wilsonが触発されて、一念発起して作り上げた歴史に残る超名盤なのです。
めちゃめちゃハマっていた17歳くらいの頃にGod Only Knowsを耳コピして録音したことがありました。Mono版を聞いてのコピーは本当に大変だったなぁというのを今でも覚えています。4トラックのMDのMTRとSY77で作りました。
それから16年経って、録音環境も様変わりし、50周年記念ということで再挑戦してみようと思い立ちました。Pet Soundsを耳コピするのがいかに骨が折れることなのか、God Only Knowsを耳コピした僕は知っておりますけれども、50周年ということならやらないわけにはいきません。
今聞くと間違っていたり、足りなかったりする音があって、小っ恥ずかしいですが、当時はヒューできた〜と安堵のため息を漏らしたのでものです。それからもういっちょ、Pet SoundsのハイライトであるI Just Wasn't Made For These Timesという曲があって、これにも挑戦したのですが、出だしだけであえなく断念。Mono音源って、これは仕方がないのでしょうが、ボーカルが入るとバッキングトラックの音を小さくしていますよね。音が割れちゃうからなのだと思いますが、そのせいでバッキングが聞こえない……、コピーできない……。その断念した音源がこれ。2000年、こちらは4トラックのテープのMTRとYAMAHA SY77で作成した音源。
つづく
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